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CT・セファロとは
当院では、特に被曝線量が少なく、セファロという矯正用のレントゲンも撮影可能な高性能な3次元CTを導入しています。
CT(Computed Tomography)とは、X線を利用し、コンピューター処理することによって、物体の内部を立体的(3D)に撮影する技術や装置を意味します。日本語ではコンピューター断層撮影と訳されます。
また、セファロとは、一般的な歯科医院にはない、矯正歯科専用の顔の骨格を調べるレントゲン装置です。一定の規格のもとに頭部のX線写真を撮影します。
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CT画像
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セファロ画像
従来のレントゲンとCTの違い
従来のレントゲン画像が2次元の平面でしか対象を把握できなかったのに対して、CT画像は3次元の立体として対象を診ることができます。奥行きや密度まで把握することができるため、より正確な診査・診断が可能となっています。
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CTによる3D画像
CT導入医院の利点
- CT撮影のために、総合病院やCTセンターなどに行く必要がない。
- 常時院内に完備しているため、必要なときに即時に撮影し、診査・診断することが可能。
- 大学病院等の外部施設ではCT撮影に3万円前後の費用がかかる。
CTを用いた診査・診断
CT撮影を行うことによって、具体的に次のようなメリットがあります。
インプラント
CTを用いた診査・診断によって、血管や神経の位置を立体的に把握することができ、骨量、骨密度も正確に確認することができるため、リスクを大幅に軽減することができます。
親知らずの抜歯
顎の骨に埋まっている親知らずでも、大きさや向きを正確に把握することができ、神経や動脈との位置関係も確認することができます。
根管治療
CT画像を診ることによって、歯の根の数、長さや方向、曲がり具合などを立体的に捉えることができます。側枝・副根管の存在も把握しやすくなります。
歯周病治療
歯周病は歯を支える骨がなくなってしまう病気です。CT画像を見ることで、歯を支える骨がどれだけなくなっているのかを視覚的に理解することができます。骨の再生治療を行った際には予後の再生具合を確認することもできます。